肋間神経痛に効くツボと神経痛にピッタリなお茶

三島郡島本町、水無瀬より投稿しています

冷える季節には神経痛が起こりやすいと言われています。

肋間神経痛は身体の冷えを解消すること、血行を良くすることで痛みを取る事が大切です。

肋間神経痛とは

神経痛は末梢神経の痛みのことで、発症部位によって名前が変わります。

肋骨に沿った胸部や腹部に突発的(時には持続的)に痛みが出るのが肋間神経痛です。

咳や深呼吸をしただけでも激しい痛みを感じることも有ります。

※呼吸に関係なくお痛む場合は心臓の可能性もあるので注意が必要です。

肋間神経痛だと思って、病院でX-P(レントゲン)を撮影したら「肋骨にひびが入ってますね」って言われた高齢者の方もおられると思います。

肋間神経痛で痛みが強い場合は、背中から前側の胸まで肋骨に沿って押すだけでも痛みを軽減出来ます。

肋間神経痛のツボ1

壇中のツボ説明

膻中(だんちゅう)には鎮痛安定作用があり、緊張や気分の不安、落込みなどにとても効果があります。

「寒くなって、なんだか胸が詰まる感じでモヤモヤする」などの訴えがある方に当院でも「膻中」に鍼をすることがあります。

下は胸骨体(骨)があるので、バリを寝かせて横刺(おうし)という刺し方で対応します。

刺してしばらくすると気持ちや痛みが和らぐ事が多いです。

肋間神経痛のツボ2

内関の説明

内関に生米を一粒テープで貼って、乗り物酔いに備えるなんて事も昔は良くしていました。

今でもしたことがあるなんて人がいるかもしれません。

胸が詰まる→吐き気がするなんて症状に効果のあるツボです。

胃痛やみぞおちの痛みなどにも使われます。(お灸をするなども効果的です)

肋間神経痛のツボ3

三陰交の説明

親指をツボに当てて、骨に向かってやや強めに押します。

両足のツボを6秒押して離す×10回程度

三陰交は「婦人科の要穴」と言われます。

女性の方に大変良く用いられているツボですね。

特に生理痛・生理不順・不妊・逆子などによく用いられています。

薬剤師YOSHIKOからのアドバイス(神経痛にピッタリのお茶)

 

神経痛にピッタリのお茶

「坐骨神経痛」に限らず、神経痛に良いとされているお茶を紹介しますね。

前回のお茶と神経痛は基本同じです。

前回もご紹介した皆さんがよく知っているハトムギです。

漢方を服用している方なら「ヨクイニン」って名前で知ってるかも知れません。

「ヨクイニン」は、ハトムギの皮を除いた種で、古くからお肌のために用いられてきました。

これは、優れた利尿作用によるデトックス効果を期待して処方されています。

だから、皆さんが良く知っている「ハトムギ」は水分バラスを整える作用があります。

新陳代謝を良くして血行を促進するので、神経痛だけでなく筋肉の「こり」にも効果的です。

実際のハトムギ茶

それと、前回は「鉄観音」もオススメしましたね。

今回は血のめぐりを良くして、鎮痛作用がある「紅花茶」をオススメします。

紅花は、黄色から赤になる花を咲かせるキク科サフラワーの花の一種です。

赤くなった花を風通しのよい場所で陰干して乾燥させたもの=「紅花(こうか)」と生薬で呼ばれているもの

古来から浄血薬として、とくに婦人の血の道に用いられてきました。

(冷え症や月経不順、産後の腹痛や更年期障害に効き目があるとされています)

現在はビタミンE・リノール酸・食物繊維を含む美容健康茶として広く知られています。

肋間神経痛には「ヨクイニン」と「紅花茶」がピッタリのお茶だと思います。

◆最後に◆

 

鍼、灸、ツボ押し、マッサージは体のバランスを整え、健康に向かわせる力があります。

鍼の形状や、お灸の品質も上がり、熟練した技術があれば痛みや跡が残るなどという事もありません。

小さな前兆を見逃さず、早いうちに病気の予見をして身心のバランスを整え、毎日を健康に過ごすことができます。

あなたの健康で豊かな暮らしを当院が全力でサポートいたします。

 

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