便秘

三島郡島本町、水無瀬より投稿しています

体質だと諦めてませんか?

便秘は根気よく体質改善することをオススメしています。

2日以上便通が無い、便意は感じているがスムーズに排便出来ない、排便後に残便感があるなどはありませんか?

水分不足&ストレス

東洋医学では便秘の原因は「気虚(ききょ)」と示されていることが多いです。

気虚とは、腸の働きが弱くなっている状態です。腸の働きが弱まり、血虚(けっきょ)→陰虚(いんきょ)となって水分不足となります。

基本的には「水の不足」が腸内を乾燥させて便秘となります。

また、ストレスも便秘と深い関係が有ります。

ストレスから「気滞(きたい)」となって、熱が腸にこもる場合も有ります。

胃腸の機能が弱まって、内臓に熱がこもると「腸燥便秘(ちょうそうべんぴ)」になります。

この場合は熱が内臓に停滞するので、身体が冷えを招いてしまいます。

強いストレスを身体が受けた場合、排便時に老廃物(毒素)が排便されなくなり、肌荒れなどの原因となってしまいます。

基本的には鍼灸の治療が必要ですが、ここでは簡単に行えるツボ刺激で胃腸の働きを良くする方法を紹介します。

便秘に効くツボ1

「大腸兪(だいちょうゆ)」

大腸兪のツボ説明

以前、腰のツボの押し方をマッサージボールを使った方法を紹介しました。

マッサージボール刺激方法

※基本的にはあまり硬いボールや物を使って押す方法をオススメしてません。

今回はこのボールを自分の拳(こぶし)に変えて行う方法をご紹介します。

大腸兪の押し方説明

便秘に効くツボ2

天枢と大巨の押し方説明

※「枢(すう)」は大地の気が交差すると言う意味です。消化器系の全般的な働きを整えます。また「大巨」には瘀血(おけつ)を取り除く効果が有ります。

●「瘀血(おけつ)」とは簡単に説明すると、血液の流れが悪い状態です。

便秘に効くツボ3

二間の押し方説明

※ツボを押す時に、手の平を自分の太ももに置くなどで固定すると押しやすいです。

●原因に合ったツボを選ぶ

合谷の図

「合谷(ごうこく)」は直調整便秘に効果的です。

簡単に言うと、忙しくてトイレに行けないなどで、老廃物が腸内に溜っている便秘です。

この場合は上記のツボに加えて、合谷を使うようにしています。

内関の説明

「内間(ないかん)」はけいれん性便秘に効果的です。

簡単に言えば、精神的なストレスで起こる便秘の時は内間を使います。

足三里の位置

「足三里(あしさんり)」は弛緩性便秘に効果的です。

基本的に高齢者や虚弱体質、内臓下垂など体力が低下している場合、当院では足三里を使うようにしています。

 

◆最後に◆

 

鍼、灸、ツボ押し、マッサージは体のバランスを整え、健康に向かわせる力があります。

鍼の形状や、お灸の品質も上がり、熟練した技術があれば痛みや跡が残るなどという事もありません。

小さな前兆を見逃さず、早いうちに病気の予見をして身心のバランスを整え、毎日を健康に過ごすことができます。

あなたの健康で豊かな暮らしを当院が全力でサポートいたします。

 

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三島郡島本町、水無瀬の鍼灸院ならだるころ治療院. 肩こり 腰痛に心地いい整体とはり きゅうをお届けします。

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