●黄帝内経●

こうていだいけい

 

本日も訪問して下さりありがとうございます。

今回も東洋医学の紹介です。

東洋医学を分かりやすく説明するシリーズ六回目です。

前回の第五回をまだ読んでない方は、前回から読むと分かりやすいと思います。

前回は少し分かり難かったなどの意見も有りました。

前回の「陰陽別論」の部分をもう一度説明してから次の「異法方宜論」を紹介したいと思います。

 

東洋医学第五回

東洋医学第四回


はじまりの書
 

 

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  • 火(心) 暑 赤 苦 神 舌
  • 土(脾) 湿 黄 甘 意 口
  • 金(肺) 乾 白 辛 魄 鼻
  • 水(腎) 寒 黒 鹹 志 耳

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★★★★★★★★★★★★★★★★★★ 陰陽別論とは? ★★★★★★★★★★★★★★★★★★

●上古天真論 〇第一回
●四気調神大論 〇第二回
●生気通天論 〇第三回
●陰陽別論 〇第五回

陰陽別論

陰陽別論のおさらいです。

人体には四経と十二從(ジュウ)が有りますが….なんのことでしょう?

四経とは四季に対応する脉相(みゃくそう)の事

十二從(ジュウ)は十二か月に応ずる12本の経脈の事

 

たとえば、五臓の陽気を現す脉は胃脈(いみゃく)である。

胃脈を通して季節の病気の適応禁忌がわかる。

五臓の陰気を現す脉は真脉(しんみゃく)→真脉を通して死ぬ時期が予知できる

そう言われています。

 

陽明経(ようめいけい)である胃経・大腸経が病むと

心と脾に影響する。だいたい病人は告白しがたい事情に悩まされる。

女性なら生理不順、あるいは閉経となる。

病気が続くと、熱が風を生じて、体液が消耗され体が痩せてしまう。

そして、体内が乾いてしまい喘息様の症状が出ると、治すことが出来ない。

※現在の言葉でいえば、更年期障害が出現するという事だと理解しています。

人によって症状はまちまちですが、体が勝手に熱くなって体力が消耗してり状態。

 

 

太陽経(たいようけい)である小腸経・膀胱経が病むと

発熱と悪寒が発生する。あるいは腫れ物が出来て、

両足が萎え、冷えてこむら返りが起こる。

病気が長く続くと皮膚に潤いがなくなる。

※顔がカサカサになる・尿が出なくなるなど症状が出ます。

 

 

少陽経(しょうようけい)である三焦経(さんしょうけい)・胆経が病むと

息が短くなり、胸が苦しくなる。

咳が頻発し、痔が多くなる。

病気が長引くと、胸に激痛が走る。または、飲食物がのどを通らなくなる。

 

陽明と厥陰経(けついんけい)である肝経・心包経(しんぽうけい)を病むと、

驚きやすく、背中が傷みやすい。常にげっぷやあくびをする。

 

少陽と少陰経(しょういんけい)である心経・腎経が病むと、腹部が張り、心が悶えて良くため息をつく。

 

 太陽と太陰経(たいいんけい)である肺経・脾経を病むと、半身不随、手足が不自由になりがちである。

★★★★★★★★★★★★★★★★★★ 異法方宜論とは? ★★★★★★★★★★★★★★★★★★

 

異法方宜論
東の国は、天地陽気の発生する所である。気候が温暖で海に近い。

人々は産物の魚や塩を多食する。

ところが、魚は体に熱を生じさせ、塩は血を凝結させる。

そのため人々は皮膚が荒れ、顔色が黒くなり、化膿性の皮膚病にかかりやすい。

膿瘍を切除するため、メスの代わりに石の薄片を使った。

だから、砭石(へんせき)療法は東で発達した。

※中国東部から伝わったものと考えられています。

 

砭石(へんせき)

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西の国では、天地陽気の収斂(しゅうれん)するところである。

人々は風の強い丘陵に住み、厳しい風土の中で暮らしている。

彼らは獣肉をよく食べるので、体が肥える。

そのため、外邪は体内に侵入出来ないが、肉の食べ過ぎによる内臓の病気も多い。

治療には薬物をよく使った。だから、薬物療法は西で発達した。

※中国の西から薬物療法が伝わったとされています。

 

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北の国は天地陽気の閉臟するところである。

そこは、地勢が高く風が冷たい。人々は乳製品を食べて遊牧生活をしている。

彼らは良く寒気に襲われるので、脹満の病を生ずる。

治療には灸法をよく使った。だから、お灸療法は北から伝わったとされています。

 

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南の国は、天地陽気の成長するところである。

高温多湿のため、人々は酸味や漬けた食品を好む。そのため筋肉のマヒや、ひきつる病気を多発する。治療には鍼をよく使った。だから、鍼治療は南で発達して、そこから伝わったとされています。

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中央の国は平地で、気候が寒暖適宜で産物も豊富にある。食べ物は何でも手に入るから、人々はあまり労働しない。そのため、筋肉の無力と足の冷え、頭ののぼせにかかりやすい。治療には導引と按摩が良く使われた。だから導引按摩療法は中央で発達し、そこから広まっていったのである。

 

 

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※住む場所によって、治療法は異なりました。その土地に合った治療法がそれぞれ発達して各地に伝わったとされています。

高温多湿の日本では鍼をする人が多いのもうなずけます。

 

 

「今回は異法方宜論でした」

 

MESSAGE

 

今回も最後までお付き合いいただきありがとうございました。
次回もまた、訪問してくれることを心よりお待ちしています。

 

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