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●杖の基礎知識●

★選び方・調整の仕方

今回も訪問して下さりありがとうございます。

今回は歩きにくい時や骨折後など、高齢者の方々には最も用いられることの多いT字杖につて書こうと思います。

最近は100円ショップでも杖が販売されています。ホームセンターへ行けば杖の種類も豊富だったりしますね。

T字杖の選び方や調節方法等についてお伝えしてみようと思います。

T-字杖の選び方

T-字杖がどんなものか知らない人は少ないと思いますが、単に「杖」と言えば「T-字杖」を指すことが多いです。

呼び方は理学療法士の場合はTcane(ティーケーン)なんて言ったりしますが、「一本杖」とも言います。

杖の値段は素材やデザインによってかなり変わります。

最近は花柄とかオシャレでカラフルなものが百貨店で販売されています。

ただ「SGマーク」が付いているなどを確認して購入する方が良いと思います。

大辞泉で調べると「SG(safe goods)の略」

一般財団法人製品安全協会が定める、製品の安全性に関する基準に合格した生活用品につけられるマーク。乳幼児用品、福祉用具、台所用品、家具類、スポーツ・レジャー用品などを対象とし、安全基準に合格していることを証明する。

※もし、SGマークの製品の欠陥で事故した場合は、対人保険などが付いているそうです。

杖を購入する時は、自分の体として用いるものなので、お店で実物を確認してお買い求め頂くことをおススメします。

●杖の名称

※パーツの呼称は多少の違いがあります。

グリップを「握り手」という場合や「杖先ゴム」を単に「先ゴム」って言うときもあります。

また、杖をカチャカチャ鳴らして歩いてる場合はロックナイトが緩んでいることが多いです。

カチャカチャ音がする場合はロックナイトをしっかり締め直してください。

●調整出来る?or出来ない?

以前は杖の強度的に「一本杖(調整出来ないタイプ)」が良いと言ったりしました。

SGマークが有れば素材もしっかりしていますから長さ調整出来るタイプでも十分耐久性が有ると思います。

また、長さ調整が出来る方が杖の高さを合わせる時に便利です。

「一本杖(調整出来ないタイプ)」は専用のパイプカッターが必要ですし、一度カットすると元に戻せません。

最近は、いつでも微調整できる伸縮式の杖をススメています。

 

折りたたみ杖

外出先で脚が痛くなった時だけ使用したい」って方は折りたたみを選ぶことが有ると思います。

疲れた時に、めんどくさがらず必ず杖を出してくれることが条件です!

一度折りたたむと、なかなか杖を出さずに無理して歩いてる高齢者を見かけます。

大変危険です。また、折りたたみはパーツ数も多く、劣化や強度不足などが気になります。

結局、折りたたみと長さ調整出来る杖などを両方購入することが多くなるので、しっかりした杖の購入を最初からススメています。

 

グリップ(握り手)

 

グリップは木製のものやプラスッチックのものが有ります。アクリルのグリップも有りますね。

 

木製の方が手に馴染むからと、木製のものを選ぶ方も居ます。ただ、あまり杖を頻回に落とす場合はグリップが割れることが有ります。

割れたままにしておくと手をけがしてしまう事が有るので注意が必要です。(グリップが割れた場合はやすりなどで削って下さい)

頻回に床に落としてしまう場合は、ストラップ(最初から付属してる杖が殆どです)やテーブルなどに立てかけれる商品を購入して装着した方良いです。

 

床に落ちた杖をそのままにしてしまって、杖に引っかかって転倒する場合もみたことが有ります。

特に狭い部屋の中では危険が伴います。直ぐに倒れない所に立てかける様にして下さい。

また、手首にストラップを引っ掛けてない方が結構います。

手を放しても杖を手放さない様にストラップは手に掛けることをお願いしています。

 

杖先ゴム
確認しましょう!

 

杖の使う頻度によりますが、気が付くと杖先ゴムが摩耗してる事が良くあります。(3か月に一度は確認する様にしましょう)

ゴムの溝が無くなってツルツルの状態だと、濡れた床面では簡単に滑ってしまいます。

摩耗してない杖でも、タイルやマンホールの上はとても危険です。(基本的にはタイルやマンホールの上は歩かない様にお伝えしています)

通常の杖先ゴムは100円~200円程度で購入出来ます。

 

●長さの調整!

杖はグリップの高さが「大転子(だいてんし)」の位置で合わせることが多いです。

ただ、T-字杖の場合は少し長めの方が使いやすい場合が有ります。

実際に大転子は比較的大きな突出部なので、出っ張っている上の部分で調整することが多いです。

ただ、あまりにも長過ぎると肘の曲がりが大きくなって支えにくかったり、歩く際に杖が地面に引っ掛かったりします。

右の様に少し肘にゆとりがある方が杖の操作がしやすいです。(肘の角度30度と言われていますが、少し肘にゆとりが有れば細かく気にすることは有りません)

左の様に杖が短い場合は上半身が傾き歩きにくくなります。

杖の基本的な説明をしましたが、杖を使う方の参考になれば嬉しいです。

あまり専門的になると余計に杖が使いにくくなると思ったので、普段の動作で必要だと思う部分を抜き出してみました。

※BLOGでも一部健康法に関する記事を掲載しています。

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