手首がものすごく痛い

三島郡島本町、水無瀬より投稿しています

今回は実際に治療することになった一部を取り上げたいと思います。

マッサージしても、電気を掛けても良くならないと言って来院して下さった方40代の方です。

携帯を操作する手元を見ていると、片手で親指を多用しているので痛めた可能性が高いですね。

急性期の時はグリグリ揉み解したり、ギュッ~とツボを押しても良くならない場合が多いです。

手首のテスト

手首のテスト挿絵

本来のフィンケルシュタインは親指だけを握って、小指側に曲げます。

ただ、テストで更に手首を痛めてしまう可能性もあるので、変法を行ってもらう事が多いです。

「実際の患者さんにテルトを行ってもらいました」
実際のテスト

腱鞘炎の仕組み

腱鞘炎の仕組み

手首ある腱鞘とそこを通過する腱に炎症が起こった状態で、腱が通るトンネルが腫れて狭くなるイメージです。

腱鞘の部分で腱の動きがスムーズでなくなり、手首の母指側が痛み、繰り返し擦れることで手首が腫れます。

腫れ方は人によりかなり個人差があります。

母指を広げたり、動かしたりするとこの場所に強い疼痛が走ります。

腱鞘炎のツボ

合谷:よく使われる痛止のツボです。

手を軽く握るような形をとり、親指と人差し指の間(人差し指側にツボが有ります)

陽谿:耳の病の時にも使いますが、手首の炎症にも効果的です。

親指を立てた時に、手首の近くにできる窪みで手首に一番近いところにツボをとります。

合谷と陽谿の写真

偏歴:腱鞘炎の時によく使われるツボです。

陽谿のツボと、肘の内側のシワの先端を結んだ線の手首側1/4の位置にツボをとります。

偏歴の写真

痛みに合わせて

太淵:炎症炎で内側に強く痛みが有るときは、上記のツボと合わせて使うと効果的です。

親指側で手首のシワの部分にツボが有ります。動脈の拍動があるので分かりやすいと思います。

太淵の写真

●最初と最後の変化を比べてみましょう

実際に鍼をする前と鍼をした後の手首の動き(可動域)の変化を比べてみました。

治療比較

痛みは完全に取れたわけではありませんが、動く範囲は明らかに拡大していることが分かると思います。

この様に、腱鞘炎などの炎症の場合はあまり触らない方が得策です。

鍼をして、その後氷で冷やすなどの治療が痛み改善してくれます。

 

◆最後に◆

 

鍼、灸、ツボ押し、マッサージは体のバランスを整え、健康に向かわせる力があります。

鍼の形状や、お灸の品質も上がり、熟練した技術があれば痛みや跡が残るなどという事もありません。

小さな前兆を見逃さず、早いうちに病気の予見をして身心のバランスを整え、毎日を健康に過ごすことができます。

あなたの健康で豊かな暮らしを当院が全力でサポートいたします。

 

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