老いを感じるのはどんな時ですか?
★三島郡島本町、水無瀬より投稿しています
今回もご訪問頂きありがとうございます。
自分もいつか老いを感じる時が来る。
みなさんは、老いをはっきりと意識し始めたのは何歳ごろからでしょうか…?
僕は、おそらくまだしっかりと意識したことは無いと思います。
それでも病気になった時に一度だけ「命が危ないかも?」って考えたことがあります。
若くして大きな病気を患うと「死」を考えることはあるかも知れません。
一般的に老いを感じる瞬間はどんな時でしょうか?
仕事や家事の疲れがとれなかったり、階段でゼー、ゼーと息を切らしてしまったりあると思います。
日々の生活の中で「もう若くないな」ってつくづく年齢を感じてしまうことはありませんか?
外見だけではなく、口癖や行動など自分でも気付かないところで、そうした変化が現われるものです。
今回は皆さんに、しみじみ自分の年齢を感じる瞬間について書こうと思います。
※インターネットで調査(検査対象2千人くらいに行ったアンケートを参考にしています)
「年代別:年齢を感じる身体的な変化」
●男性が感じる老い
まず、外見の変化で自分の年齢を感じるところはどこでしょうか?
先ずは男女別で見ていきましょう。
男性
◆1位は「白髪が増えた」(27.3%)
「白髪が増え、染めなければならなくなった」
「白髪が増えると、顔がまるで別人の様になる」
「白髪の自分を鏡で見るのはいやになる」
◆2位は「贅肉・お腹が出てきた」(19.9%)
いわゆる中年太りを気にする声が目立ちます。
◆3位は「髪が薄くなった」(18.8%)
「最近、髪の毛が抜ける量が前に比べると多くなってきた」
「10年後が怖い」
※1位、3位の男性回答から推測すると、「髪の毛」に悩みを抱える男性が多いことがうかがえます。
「白髪派」「抜け毛派」ともに意見は少し違うと思いますが、「髪は男の命」みたいな感覚ですね。
髪の毛は全部ではないですが、女性ホルモンがかかわるので男性は髪が若くして抜けるなどで「老い」を感じるようです。
●女性が感じる老い
女性
◆1位は「肌の張りがなくなった」(28.2%)
「毎日、毎回、鏡を見た時。肌に張りが無くなった」
「顔が垂れてきた~」
「化粧ののりが本当に悪くなった」
「午前中は良いけど夕方鏡が見られない・・・」
※ふと笑顔を鏡で見た時にしわが目尻にくっきり出ているのを見つけると、若さが衰えてきたかなと思う。
◆3位は「シミ・シワが増えた」(20.6%)
※1位同様に肌への関心の高さと容姿が気になることがうかがえます。
こうして見ると、男性は「髪」に、女性は「肌」にと、男女間で老いを感じる部分に違いが有りますね。
女性は特に過去の自分と比べて、肌質の変化に老いを感じるという声が目立っています。
●筋肉痛で年を感じる
次は、年齢別に見てみましょう。
20代が年齢を感じる瞬間
1.疲れがとれにくくなった時に(33.5%)
2.座る時に、ドッコイショとつい声が出てしまった時に (21.2%)
3.運動をすると、2~3日後に遅れて筋肉痛が出た時に(20.7%)
30代が年齢を感じる瞬間
1.疲れがとれにくくなった時に(42.6%)
2.人の名前をすぐ思い出せない時に(26.0%)
3.運動をすると、2~3日後に遅れて筋肉痛が出た時に(25.7%)
40代が年齢を感じる瞬間
1.疲れがとれにくくなった時に(38.4%)
2.人の名前をすぐ思い出せない時に(36.9%)
3.運動をすると、2~3日後に遅れて筋肉痛が出た時に(31.7%)
※筋肉痛が遅れてやってくる
運動不足の30代・40代ではコロナ禍で「運動後の疲れがとれにくくなった」などの意見も多くなっていると思います。現在のコロナ禍では運動不足は深刻化しています。
しかし医学的には、年齢と遅発性筋肉痛にはっきりした因果関係が見いだされていません。
遅発性筋肉痛は運動不足や運動の種類に起因することが多いと言われています。
しばらく運動から遠ざかっていた30代、40代が急に体を動かすことによって、こうした症状を発現すると現在は考えられています。
今までの「コロナ禍での健康アドバイス」でも言い続けて来たことが有ります。
運動を習慣化することが大切だと書いて来ました。
今回の「老い」を年齢別に考えた時、年齢を重ねるごとに日頃の運動習慣および体力の維持が大切になっていくことがよく分かります。
上記のパーセンテージから20代~40代では運動を習慣化させて、ある程度ウォーキングなど行っていれば「老い」は感じにくくなると言うことが分かります。
コロナ禍での運動不足がコロナを重症化させる一番の危険因子だと言われ出しました。
WEB NEWSで実際にどのくらいコロナの運動不足が深刻なのか、取り上げた記事が有ります。
以前ご紹介したので、興味がある方は覗いてみて下さい。
●年を重ねると
年を重ねると少し年を感じる部分が認知的なところに移っていきます。
50代以上の1位にあげられたのは「人の名前をすぐに思い出せない」(50.0%)
60代の1位も「人の名前をすぐに思い出せない」だったそうです。(50.3%)
「あれ」「それ」と人の名前が出てこない50代・60代
そして60代では、街中でふと鏡に映った自分の姿(姿勢など)を見た時に「老い」を感じるようになってくるのだそうです。
50代が年齢を感じる瞬間
1.人の名前をすぐ思い出せない時に(50.0%)
2.疲れがとれにくくなった時に(29.8%)
60代以上が年齢を感じる瞬間
1.人の名前をすぐ思い出せない時に(50.3%)
2.街中でふと鏡に映った自分の姿(姿勢など)を見た時に(29.6%)
※認知症予防に関する記事も「コロナ禍での健康アドバイス」で紹介しています。
●運動する場所が有っても….。
仕事が終わってからフィットネスジムへ通ったり、フットサルなどスポーツに興じたりするような人もいますが、それもコロナ禍で通いにくくなっています。
しかし、たいていは学校を卒業し働き出すようになると、定期的な運動習慣が失われてしまいがちです。
現在はもともと運動不足な時代にさらに輪をかけて、コロナで運動不足になった感じです。
毎日仕事で気力・体力を使い果たしており、退勤後や休みの日に積極的に体を動かそうという気にはなれません。
そして、フィットネスジムに通っているという過半数はお風呂に入るだけのジム通いや、会員ではあるけどほぼ行かない幽霊会員だったりするなどが現状です。
理学療法士として、糖尿病(2型)の患者さんに運動指導をします。
「エスカレーターやエレベーターを使わず、なるべく階段を使って下さい」「歩ける距離ならバスに乗らず歩いて下さい」なんて言ったりします。
僕は比較的歩くのが苦になりませんが、仕事が終わって疲れてる時に「さぁ~歩いて家まで帰ろう」なんてとても思えません。
最近でこそ運動不足を意識して、ウォーキングをしていますが習慣化するまでに1か月くらいかかりました。
運動の習慣化が大切だと言うことに関しても、以前紹介しました。
◆老いはひたひたと忍び寄る◆
多くの人は社会人になると運動習慣が失われていきます。そして徐々に体力が低下します。
さらに気が付くと「体重の増加」や「加齢による身体の衰え」が加わってきます。
●体重の増加による運動能力の低下。
●加齢による身体機能の衰え。
●運動不足による体力の低下。
上記が混在して「老い」はひたひたと忍び寄るのです。
どこかで予防しないと、肥満による高血圧、脳梗塞や脳出血、虚血性の心疾患など命にかかわる病気に直結し兼ねません。
良く「アンチエイジング」と言う言葉を耳にすると思います。
しかし、人は生まれてから1秒1秒年を取ります。けして若返ることは有りません。
運動をして「老い」を予防することは出来ても、若返ることは決して出来ないのです。
TVで60代の綺麗な方が出てきて「運動をして若返った」って宣伝は良く見かけると思います。
運動前の顔と比較なんてされると、確かにその60代の方は若返ったように見えます。
でも、錯覚しては行けません。
運動を継続することで失われた体力が回復して、肌の色や艶が良くなっているのです。
肌の色や艶が良くなる方法は決して運動だけでは有りません。
興味がある人は読んでみて下さい。
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