太りやすい食欲旺盛に対するツボ刺激
★三島郡島本町、水無瀬より投稿しています
今回もご訪問頂きありがとうございます。
今回は恒例の「東洋医学を生活に取り入れる」ご紹介ですが、第8回目になりました。
食欲が有り過ぎる、すなわち太る原因はなんと言っても食事によるカロリーの過剰摂取でしょうね。
摂取したカロリーをエネルギーとして消費していれば、基本的には太ることはありません。
偏った食生活により正常な代謝を保つための栄養素が不足すると、食事で摂取したカロリーがエネルギーにならず、脂肪に変わってしまいます。
太ることは長らく遺伝要因が大きいと言われてきましたが、主には生活習慣が影響します。
例えば、親子では生活習慣が似ていますから親が太っていると子供も太る傾向が強くなります。
食事や生活習慣の見直しはもちろん必要だと思いますが、その手助けとして簡単な東洋医学をご紹介します。
●睡眠不足
睡眠が不足すると、食欲抑制ホルモンの濃度が低下して太りやすくなると言うデータも有ります。
睡眠時間だけでなく、睡眠の質も大切な要素の一つです。
そのためにアルコールを控える、夜にはカフェインを避けるなども有効です。
ストレッチなどで適度に運動するなどを心がけましょう。
ストレッチのやり方については、以前紹介した記事を参考にしてください。
「スタンフォード大学の調査で睡眠時間5時間のグループと8時間のグループを比較した結果」を表にしてみました。
その結果、睡眠時間5時間のグループでは食欲が増すホルモンのグレリンが14.9%増え、食欲を抑えるホルモンのレプチンが15.5%減ることがわかったと記されています。
つまりこの表から言えることは、睡眠時間が不足していると「食べたい」という欲求が強くなってしまうと言えるでしょう。
寝不足は食欲を25%増進させる!なんて根拠のないキャッチフレーズだと思いきや、実はある程度データとして睡眠不足が食欲と関係していることが証明されているのです。
一日の食事摂取量が1800kcalだとすると、25%は450kcalになります。
だいたいご飯2杯分ですね。ご飯約2杯分を余計に摂ってしまえば太るのも無理はありません。
生活習慣で太るのは実際に起こり得る事だと思います。
●トントンと叩く
それでは、実際に東洋医学ではどうするのか?
やってみましょう。
トントンと軽く叩いて下さい。強く叩く必要はありません。
最初は15~20回程度叩いて次の手技に移る感じです。
●両手で「の」を描く
みぞおちとヘソをつなぐ線上の真ん中。
ゆっくりお腹を温める様に擦ります。
「の」の字をゆっくり10~15回程度描いて次の手技に移る感じです。
●腰をグリグリ
少し自分で押すのは難しいですね。
僕のやり方をご紹介します。腕を動かすとかなり力が必要です。
身体の重さを上手くるようすると楽に刺激出来ますよ!
10回程度刺激出来れば良いと思います。
一つの刺激を長く行わず、3つの刺激をまんべんなく行う方が効果的です。
朝・夕 の2回×3セットくらい行えばよいでしょう。
●位置の確認
少し専門的になりますが、脊椎の位置を特定する方法はこんな感じです。
位置を探すときに「ランドマーク」指標になる場所が有ります。すべて紹介出来ませんが、分かりやすい場所だけ載せておきます。
下のラインから説明します。
●ベルトをする高さが第5と第6腰椎の間です(ヤコビー線と言います)
●一番くびれたところが第3腰痛
●肘と肘を結ぶラインが第12胸椎
●肩甲骨の下のラインが第7胸椎
●肩甲骨に上のラインが第3胸椎
●胸鎖乳突筋の下端を結んだ線(耳の後ろにある窪み)が第1頸椎
※特に専門的な部分なので覚えなくて良いと思いますが、ツボを探す時に便利です。
◆最後に◆
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