●老いを考える●

★健康寿命と平均寿命

今回もご訪問ありがとうございます。

今回は一度「老化防止対策」を記事にしましたが、改めて老いを考えてみたいと思います。

日本人の寿命は戦後随分と変わりました。栄養面・衛生面が向上し、経済の発展や医療の進歩と共に平均寿命は伸び続けています。

平均寿命は80歳を超え、100歳まで生きる方も珍しくはなくなりました。

その一方、健康寿命と平均寿命との差があり、人生の最後の10年は「普段の生活を送る上で援助(医療・介護)を必要とする」状態が当たり前になって来ました。

平均余命

平均余命(へいきんよめい/へいきんよみょう, Life expectancy )とは、ある年齢の人々が、その後何年生きられるかという期待値のことです。
厚生労働省の資料を参考にしています。

この表で見ると、日本人の平均寿命は男性81歳・女性87歳となってます。(0歳の部分で確認しています)

この表は平均余命を示していますので、赤いLINEの所で確認すると、80歳まで生きた女性の期待値は+12歳程度になっています。

統計では80歳まで生きた女性は残り12年程度生きると予想されている訳です。

そう考えると「人生100年」って言うのが現実的になってると考えられますよね。

戦後間もない昭和22年(1947)をオレンジLINEにしています。

この当時は「人生わずか50年」でした。男女差も3歳程度とあまり差がなかったことが分かります。

僕が病院で仕事していた時は、たまに明治生まれの方が入院していました。

明治~大正の平均寿命が気になったので調べてみました。

明治~大正の平均寿命:40~45歳

江戸時代の平均寿命:30~45歳

奈良~室町の平均寿命:20~30歳

古い時代は幼児期の死亡率がかなり高かったことで平均寿命の推移が大きく低下していると考えられています。

しかし、それを差し引いても現代と比べると短命だったことが分かります。

機能的な衰え

人間はどうしてこのように長生きになったのでしょうか?

多くの自然界の動物はほとんどが生殖機能との関係で終焉を迎えます。

分かりやすく言えば、繁殖機能が喪失することが「死」を意味しているのです。

身近なところだと…北海道の映像などで鮭が川を登って産卵をするシーンが分かりやすいかも知れません。

TVなどでよく映っていますよね。産卵のためにボロボロになっても川を登って、使命を全うしたら静かに死を迎える。

哺乳類の一部は生殖器が衰えても、長く生き続けるケースが多く、水中の哺乳動物(クジラの仲間)も同じ傾向に有ります。

動物社会における子育てや文化の伝承方法など、さまざまな要因が絡んでいるのだと考えられています。

生殖機能と寿命との関係については一概には言えない面も有りますが、人間で考えると40前後で生殖能力は著しく低下します。

そう考えると、江戸時代~大正時代は自然の理に沿って生活出来ていたのでしょう。

人生50年なら

幸運な場合でもせいぜい50歳くらいまでであった昔の人にとって、死は常にとなりにあった感じだったのではないでしょうか?

中国では漢の武帝の時代に、水墨画や器の模様に桃を持った老人が好んで描かれています。「もも」が不老不死の実だと伝えられていました。

実際に始皇帝は不老不死の薬を求め、蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるようにと)命じたことが『史記』に記録されています。

しかし、実際には不老不死の薬が得られず、かえって死を早めたとされています。

東洋だけでなく西洋でも、錬金術の霊薬(エリクサー)がそれに匹敵すると思います。

僕が非常勤講師をしている大学食堂の名前は「アムリタ」と言いますが、この「アムリタ」もインドの「リグ・ヴェーダ」においては、不死の飲み物です。

日本では「方丈記」「平家物語」「徒然草」….多くの書物で「もののあはれ」について述べられています。

人生50年なら、死を迎えたくない気持ちや死を迎える時の無常観みたいなものは強くなるのだと思います。

人生50から

現代では、第二の人生50からなんて考える人たちも多くみられます。

「人生100年時代」を見据え、50歳までは子を養育しながらも、同時に「後半の50年を乗り切る」ための計画を立てている方も多いでしょう。

年金などアテに出来ない時代と言われて、老後のために一定程度の貯蓄も必要と考える方も多い筈です。

子どもや他人に迷惑をかけないように過ごしたい。それにはやはりお金も必要かもですが、健康を維持しておくこともお金以上に大切になって来ますよね。

50歳まで日々を精一杯生き、世代交代をして短い生涯を終えていた時代は終わり、今や新時代の到来です。

子育てをしながら必死に働く前半の50年、ここがちょうど折り返し地点と考えれる現代です。

後半の50年をどう生きるか?いや….残り10年位は介護生活かもしれません。

どちらが幸せかは分かりません。長生きするのが幸せと感じるかどうかも分からない時代になってくるでしょう。

人生50年の時だって、短い人生を精いっぱい生きて「不幸」だとは考えて無かったと思います。

人生100年をどの様に生きるか?充実した生活を送るためには「動けるからだ」が必要な気がします。

「病気をしないからだ」や「不老不死のからだ」よりも、多少病気をしても「動けるからだ」が必要だと考える人は多い筈です。

ただ単に長く生きるだけでは達成感を得にくいと思います。

穏やかな生活を送りたいと思う方々も、長寿社会だからこそ現代は「量よりも質」の時代だと考えます。

現代は長寿になり「不老不死」を求めるより、「ピンピンコロリ」を求める人が多いと思っています。

そのために、ウォーキングやバランスの良い食事など日々気を付ける必要がある気がします。

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