花粉症に効果のあるツボのご紹介です

三島郡島本町、水無瀬より投稿しています

 

今回もご訪問頂きありがとうございます。

今回は花粉症についての対処方法を東洋医学的に書いてみようと思います。

花粉症とは、鼻腔内に入ってきたスギ等の植物の花粉に対する免疫反応によって鼻水・鼻づまり等の症状が引き起こされることをいいます。

ある特定の季節だけ症状が出たりするので、季節性アレルギー性鼻炎とも呼ばれます。

もちろん花粉が鼻の粘膜に付着して様々な症状を引き起こすので、ぬるま湯に1%の塩を入れて「鼻うがい」をすると効果的です。

でも、片方の鼻から吸い込んで、口から出す「鼻うがい」は鼻の通りは良くなりますが上手く出来ない人も多いと思います。

 

 

花粉症のメカニズム

1.先ずは花粉症のメカニズムから分かりやすく説明しようと思います。

花粉を吸いこむ図

2.アレルゲンが鼻腔内の粘膜に付着
マスト細胞の図

3.マスト細胞からアレルギー誘発物質が放出
ヒスタミン放出の図

4.鼻水・鼻づまり等のアレルギー反応が引き起こされる
鼻水・鼻づまりの図

※花粉症の他にダニなどのアレルゲンによって引き起こされる鼻炎も有ります。(日本では約60種類の花粉が症状に関与していると言われています)

季節を問わず一年中症状に悩まされる鼻炎は通年性アレルギー性鼻炎と呼ばれます。

最近では花粉症と通年性アレルギー性鼻炎の併発や、多種の花粉に反応する花粉症など、ほぼ一年中症状に悩まされるという人も多くなっているようです。

※ヒスタミンが炎症を引き起こす代表みたいに言われていますが、ロイコトリエン、トロンボキサンなど多くのアレルギー誘発物質が有ります。

ツボ刺激「迎香」

ストレス・睡眠不足・添加物の多い食品・タバコ・運動不足・そして…。部屋の掃除をこまめにしないなど多くの原因が考えられると思います。

先ずは「迎香(ゲイコウ)」を刺激してみましょう。

鼻の両脇、小鼻の直ぐ横のくぼみです。

指腹でゆっくり上下にこする感じです。刺激しやすい箇所だと思います。

ゲイコウの位置

◆「印堂」と「晴明」

インドウの位置

セイメイの位置

※「印堂」と「晴明」も5~6回程度繰り返して下さい。

「大椎」をグリグリ

 

ダイツイの位置

※「大椎」は3~4本の指腹でソフトにグリグリするとやりやすいと思います。

10回程度ゆっくり円を描くように刺激してみて下さい。

●足ツボの紹介です。

 

ZONE足ツボ

※何度か紹介していますが、自分の指を痛めない様に刺激してください。
「指角」の確認

 

※指角を上手に使ってゆっくり滑らす様にツボ刺激しましょう!

(1.腎臓→2.尿管→3.膀胱)は常に刺激するとより効果的です。

POINT 1でギュッと押さえて2へ滑らせて3でもう一度ギュッと押します!

ゆっくり5回~6回程度繰り返し行います。

新陳代謝を促がして、老廃物を排出する大事なところへのアプローチ

リンパ・のど・気管の足ツボ

余裕が有れば、リンパの流れを整えるとより効果的です。

東洋医学では、足を清潔に保つことが様々な不調を予防できると言われています。

足はとても汗を掻きます。ムレたりして菌が繁殖しやすい環境になり、様々な菌が増殖します。

白癬菌(水虫)などが良い例です。外から帰ってきたら手だけでなく、足を洗うことをオススメします。

時々は靴の中も洗うようにすると足を清潔に保ちやすいです。

 

◆最後に◆

 

玉ねぎ・ニンニク・ニラなどの食品は抗アレルギー作用があるので、積極的に摂取すると免疫力がUPすると言われています。

そして、なんと言っても腸内環境を整えることが大切です。

免疫システムを正常にするためには、腸内環境を整える食品が有効だと言えそうです。

直ぐに思い浮かぶのは、乳酸菌ですよね。

腸内細菌のバランスを整えて便通をよくするなど、健康に役立つ善玉菌の代表です。

しかし、最近は乳酸菌が免疫機能にも深く関わっていることがわかってきました。

腸内環境をよくすると、花粉(アレルゲン)が腸から体内に入りにくくなる可能性があるのです。

簡単に説明すると、乳酸菌には免疫の過剰反応を抑える働きがあるため、花粉症の症状緩和に役立つと考えられているのです。

また、ビタミンDは腸のカルシウム吸収を促し、骨を丈夫にするビタミンとして知られています。しかし、それだけではなく、免疫を調整する働きももっています。

ビタミンDは干したものに多く含まれています。例えば、干しシイタケや干しククラゲなどです。

紫外線を浴びると、体内でビタミンDがつくり出されますので屋外を散歩するなども必要です。

最近ではコロナでなるべく屋外は避けるなどの風潮も有りますが、運動不足はかえってコロナを重症化させてしまう事が分かっています。

以前の記事でコロナの重症化の原因について書いた記事が有りますので参考にしてください。

話題のニュース

その他にも、花粉症に良いとされる食品は沢山有ります。ポリフェノール、エイコサペンタエン酸(EPA)、ドコサヘキサエン酸 (DHA)は花粉症の人に効果が期待できます。

しかし、厚生労働省の調査ではサプリメントを含めて花粉症に効果のある食べ物で改善を実感した人はごく一部だと報告されています。

花粉症の民間療法

日頃から意識して摂取すると、少しずつ症状が緩和される感じです。

効果のある食品を摂取したからと言って、急激に花粉症が改善するわけでは無いようです。
 
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