身体に流れるツボとツボをつなぐ経絡について
本日も訪問して下さりありがとうございます。
今回も東洋医学の紹介です。
東洋医学を分かりやすく説明するシリーズ五回目です。
前回の第四回をまだ読んでない方は、前回から読むと分かりやすいと思います。
- 木(肝) 風 青 酸 魂 目
- 火(心) 暑 赤 苦 神 舌
- 土(脾) 湿 黄 甘 意 口
- 金(肺) 乾 白 辛 魄 鼻
- 水(腎) 寒 黒 鹹 志 耳
BLOGでも紹介しています覗いて下さい!
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★★★★★★★★★★★★★★★★★★ 陰陽別論とは? ★★★★★★★★★★★★★★★★★★
●上古天真論 | 〇第一回 |
●四気調神大論 | 〇第二回 |
●生気通天論 | 〇第三回 |
●金匱真言論 | 〇第四回 |
人体には四経と十二の経脈があると言われます。
それはいったいどういう意味なのでしょうか?
※Wordで分かりやすく図にしてみます。
四経は季節「春・夏・秋・冬」に体操して、十二経は「1月~12月」に対応しています。
例えば、五臓の陽気を現す脉は胃の脈です。
胃の経脈を辿って、季節と病気の対応や禁忌(してはいけない)ことが分かる。
平たく言えば、肉(羊肉)は陽性で冬に食べて体を温める効果が有るが、夏に食べ過ぎると身体がほてってしまう。
食べ物や季節が体と密接な関わりを持っていることが示されています。
陰陽の脈が把握できれば色んな広告宣伝などに惑わされることも無く、独自に判断できると書かれています。
実際に五臓の陰気を現す脉は真脉と言われ、どのくらい生きるのかなどを判断出来ると書かれています。
どうしたらよいのか?
陽明経と言われる胃経・大腸経が病むと、心と脾に影響する→告白しがたい事情に悩まされる。
女性の場合は生理不順・あるいは閉経になります。
この状態を放っておくと、病気が長引いて体の熱が風を生じさせ、体液が消耗してしまう。
身体が痩せコケる(風消)
もし胸内が乾いて喘息症状が現れると、治すことが出来なくなる(息賁)
太陰経である小腸経・膀胱経が病むと、発熱と悪寒が発生する。
あるいは下半身に腫れ物が出来る。両足が衰え、冷える。(筋肉が釣ってこむら返りなどが起こるようになる)
病が長引くと、皮膚に潤いが無くなる(索沢:カサカサになる)
あるいは尿が出なくなる(頽疝)
少陽経である三焦経・胆経が病むと、息が短くなり、胸が苦しくなる。
咳が頻発し、タンが多くなる。
病が長引くと、胸に激痛が走る(心掣)
あるいは食べ物や飲み物が通らなくなる(隔)
陽明と厥陰経である肝経・心包経が病むと驚きやすくなり、背中が痛くなる。
常にげっぷやあくびをする。
少陽と少陰経である心経・腎経が病むと、腹部が張り、心が悶えてよくため息をつく
太陽と太陰経である肺経・脾経が病むと、半身不随・手足が不自由になりやすい。
何時になったら動けるのか分からない状態になる。
今回も最後までお付き合いいただきありがとうございました。
次回もまた、訪問してくれることを心よりお待ちしています。
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