三島郡島本町、水無瀬より投稿しています

足関節・足部の構造を紹介します

今回もご訪問頂きありがとうございます。

今まで東洋医学の足ツボとか、リハビリテーションの中で足の運動などを紹介して来ました。

ただ、基本的な足の構造についてはまだ紹介してませんでした。

折角なので、今回はとても重要な足底腱膜の紹介をしてみたいと思います。

今までの記事も参考になると思いますので、覗いてもらえるとより実践的な理解が深まると思います。

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足底腱膜

先ずは足底腱膜の図を描いてみます。
足底腱膜の詳細

足底腱膜は、踵骨(かかとの骨)の内側(うちがわ)から第1~5趾の基節骨(きせつこつ)に付着する硬い腱膜で、内側線維束・中央線維束・外側線維束の3つの線維束から構成される。

また、踵骨を介して筋腱複合体(下腿三頭筋ーアキレス腱)と連結しています。

基本的にはアキレス腱と足底腱膜がお互いに協力し合って、足部をうまくコントロールしていることをこれから説明していきます。

筋腱複合体

足底腱膜の役割

次は、足底腱膜の機能について確認してみましょう。

ここで紹介することを一部「靴の選び方」でも説明していますが、今回は更に詳しく確認してみたいと思います。

足部(足底腱膜)には重要な役割が2つ有ります。

●衝撃の吸収

●推進力を得ること

通常歩行において、立脚初期のIC(イニシャルコンタクト:踵接地)の際に、体重の1.2~1.5倍もの負荷が身体に掛かるといわれています。

少し専門的になりますが、立脚初期から立脚中期にかけて距骨下関節とショパール関節が回内し、体重が親指と人差し指の間くらいに移動します。

リスフラン関節が背屈することで、足底腱膜が伸張されて衝撃を吸収します。この衝撃を吸収する作用を「トラス機構」といいます。

トラス機構の図

足底腱膜は推進力を得る為に重要な役割を果たしています。

実際にどんな役割をしてるのかを絵で説明してみます。

ウィンドラス機構の説明

踵離地から足趾離地にかけての中足趾節関節の背屈に伴い、基節骨に付着している足底腱膜の硬さが増し、中足骨と踵骨が引き寄せられて足部の縦アーチが高くなります。この作用を「ウィンドラス機構」と呼びます。

腱が関節をタイト(強く引き寄せる)ことで足の剛性(硬さ)がUPして、推進力を得やすくしています。

 

※恐竜もつま先立ちが出来る恐竜の方が速く走ることが出来ました。ラプトルなどはウィンドラス機構を上手く利用していると考えられています。

逆に、このウィンドラス機構が上手く機能していないと、足部の剛性増加による力の伝達が不十分となるため、それを補うために下腿三頭筋などが足を押し出す時に過剰に働くことになります。

その過剰な動きを繰り返すことで、筋腱複合体の障害につながると考えられています。

ここまで読めば、アーチの重要性が理解して頂けると思います。

足底腱膜のケア

足底腱膜を良い状態に保つためのセルフケア

先ずはどんな構造かを確認しましょう。

踵のクッション

足底腱膜は「踵骨下脂肪体」と「足底の筋肉群」に挟まれる形で走行しているため、これらの組織が硬くなると、足底腱膜に掛かる負荷が増加します。

※「足底の筋肉群」=

柔らかいクッションに挟まれている場合は問題ないのですが、組織が硬くなって硬い板で挟まれるような感じになることがあります。

足底面をマッサージすることが重要です。

マッサージの仕方はこれまでに沢山ご紹介していますので、プチ東洋医学の記事を参考にして下さい。

プチ東洋医学7

東洋医学のツボ刺激では、踵骨下脂肪体や深層筋群をほぐすことが出来ますので、ご自身でも簡単にケアが可能です。

●プチ東洋医学以外の足部のケア

 

ツボを押すだけが改善方法ではありません。状態にもよりますが、タオルを使った足部の改善方法も紹介しています。

「タオルギャザー」や「タオルスクープ」なども上手く足部のセルフケアに取り入れると効果的です。

疲れにくい足底を作る

 

 

◆最後に◆

足ツボケアは強く押し過ぎないことがPOINTです。

硬い木の棒やボールペンなどで押すと踵骨下脂肪体や深層筋群が損傷してしまいます。

今回ご紹介している足底の基本的な構造が理解できれば、足底のケアも上手くセルフケア出来ると考えております。

もし東洋医学的な方法で踵骨下脂肪体や深層筋群をほぐす場合も、自分の体や状況に合った足ツボを選択することが大切です。

分からない場合は鍼灸師や理学療法士に足部のケアについて相談することをオススメします。
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