ウォーキングを行うための準備
★三島郡島本町、水無瀬より投稿しています
今回もご訪問頂きありがとうございます。
「疾患をお持ちの方 or 健康な方」どちらも運動負荷によって体調が急変することはあり得ます。
とくに中高年以上の方々の場合、若い頃には考えられなかったような想定外の事態が生じることもあります.
そのようなリスクを未然に防ぐことは運動に出かける準備段階から大切です。
ウォーキングに関しての一般的な内容になります。
すでにご存じの方もおられると思いますが、これらの注意点はウォーキングに限らず他の運動にも当てはまることです。
よく分かってる方も復習と思ってお付き合い下さい。
●食後の運動
食べ物が胃に留まっている時間は、種類にもよりますが、2~3時間程度といわれています。
とくに食後1時間以内の運動は食物の消化吸収を著しく妨げてしまい、腹痛などを起こす怖れがあります。
ウォーキングは食事の直後には行わないで下さい。
脂肪燃焼によるダイエット効果を狙うなら運動は空腹時に行うのが良いなんて言われています。
ただし、ここではダイエット目的の運動紹介ではないので詳しい運動方法は割愛させて頂きます。
一般的にはエネルギーが不足している時に運動をすると、貧血や筋肉の損傷などのリスクも高くなります。
いつ運動を行うのがもっとも効果が高いのかについてはさまざまな説があります。
しかし、どんなに効果があっても、安全に行えなければ一般的な方法とはいえません。
基本的に運動をスタートする場合、食前の空腹時にウォーキングを行うことはなるべく避けましょう。
※糖尿病をお持ちの方で薬物療法を行っている場合、低血糖症状を引き起こすリスクが高いので空腹時に運動することはやめるように指導するのが一般的です。
食事を終えてからだいたい1時間半~2時間後に始めるのがよいと言われています。
●水分補給が大切
水分の種類はそれほど気にすることはありません。(スポーツドリンクなどを大量に飲むと下痢する可能性も有ります)
基本的には普通の水でも大丈夫です。
のどが渇いてる時に飲む補水では無いので、体に吸収されやすい水分補給を考えなくて良いと思います。
夏場は大量の発汗を考慮して塩分を含んだスポーツドリンクなどが良いともいわれますが、糖質が多かったりするので注意が必要です。
運動の前後でコップ一杯(200ml~250ml程度)のお水を飲むことをオススメしています。
●服装について
ウォーキングの服装に関しては、それほどこだわる必要はありません。
少しだけ紹介すると
1.服装について…夏場は吸水性・速乾性に優れた服・体にフィットしたパンツ(ズボン)
暑すぎず寒すぎない服装であれば、普段着でも可。
2.靴下は吸汗速乾性・クッション性・グリップ性を考える
消臭機能は足を清潔に保つ為に必要
以前ウォーキングの記事で詳しく書いたものが有りますので、参考にしてください。
靴についてはウォーキングを行う上で他の何よりも重要な物品です。
もちろんウォーキングの記事で以前に紹介しています。
少し詳しく説明していますので、参考にしてください。
●呼吸を止めない
筋力トレーニングやストレッチなどを行う際、息を止めて力んだり、勢いをつけて手足を動かしたりする人が多くいます。
それを癖づけてはいけません。呼吸を止めて運動すると、血圧が急激に上がって危険です。
また、勢いをつけての運動は筋肉や靭帯を痛めてしまう危険を伴います。
「いち・にぃー・さーん!」といった強く反動をつける運動は思ってる以上に危険ですので癖になってる方は修正が必要です。
当院では、長く運動を楽しめる様くれぐれも無理な動作は避ける様にお願いしています。
●無理せず休むことも大切
体調不良の時に運動しても効果がないばかりか、重大な体調の急変につながることもあります。
「激しい動悸・胸の痛み・強い息切れ・めまい・冷や汗・吐き気」などの明らかな症状が出ている場合は、速やかに医師の診察を受ける必要があるでしょう。
「今日は何となくからだが重い」とか「少し頭痛がする」とか「朝からちょっとお腹の具合が悪くて…」といった症状は、身体が発する危険信号です。
運動する前は特に、自分の身体に耳を傾けることも忘れないで下さい。
最初は大したものではなくても、運動負荷によってその症状が大きくなったり、別の新たな症状を引き起こすきっかけになったりもします。
「日課だか必ず運動しなくちゃ!」と無理して行うのではなく、あえて休む勇気も必要です。
運動はその日一日上手く行けば終了と言うものではありません。コツコツ続けることが大切なのです。
特に気に留めといて欲しいのは、睡眠不足の時の運動です。「ちょっとくらい大丈夫!」「運動した方が体も目覚める筈」と思ってやり過ぎる傾向に有ります。
明らかに睡眠が足りてない場合は軽めにとどめておいた方が無難です。
睡眠不足時の無理な運動で、新たな症状を生み出すきっかけになったりもします。
◆常備薬携帯◆
例えば、 糖尿病で薬物療法をしている方であれば、運動前後に自己血糖測定を行う事や運動中の低血糖症状に備えてブドウ糖を携帯して頂くことなどが必要です。
病院のリハビリでは、狭心症をお持ちの方に対して運動を行って頂く時、冠動脈の狭窄による胸痛に備えてニトログリセリンなどの血管拡張薬を準備して頂くことがあります。
※すぐに舌下投与できるよう準備が必要
ウォーキングを楽しく行うための準備をしっかりすることが、長く続けるコツだと思います。
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