コロナ感染はしばらく続きそうなので、改めて感染予防

三島郡島本町、水無瀬より投稿しています。

 

今回も訪問して下さりありがとうございます。

今回はコロナ対策について書こうと思います。

新型コロナ(変異種)が出現しても、あえて感染拡大とは言わなくしていますね。世間では「不要不急の外出を避けましょう」「今後も自宅で静かに過ごしましょう」といった世の中を一般化して行く方向がうかがえます。

国の対策に一定の理解は示しながらも、一人一人が気を付けて感染を拡大させない意識を持たなくてはダメなのだと思います。

大作については、慎重すぎるくらいがちょうどいいのかも知れません。

緊急事態宣言を解除するタイミングは特に大切だと思います。

 

適度な運動

僕は医療従事者として仕事をするようになって、B型肝炎の予防接種を受けました。

しかし、年齢が行き過ぎていたのか上手く抗体が出来ませんでした。

少しでも感染リスクを減らしたいと思っていたのですが、タイミングが悪かったみたいです。若い時に接種をしておくべきでした。

何事もタイミングって大切なんだと思います。

コロナの重症化につながる基礎疾患は、「がん・糖尿病・高血圧・心疾患・呼吸器疾患・肝疾患・腎疾患・透析を行っている・免疫抑制剤を使用している等」と定義されていますね。

基礎疾患がある場合は、特に感染に対して過敏になってしまいますよね。

特に呼吸器に問題がある場合(喘息や慢性呼吸不全など)コロナの人数が減っているとは言え、苦しくなった時の為に薬を持ち歩いている方も多いと聞いています。

コロナが長引くようになって、僕はウォーキングをスタートしました。

健康維持目的ですが、免疫力を高める為に必要だと思ったからです。

●ウォーキング(8,000~10,000歩)… 週3日

 

●運動(月~金:1日1回)立ち座り・腕立て・ボールにぎり・腹筋… 各30回

立ち座りの訓練図

※この運動はあくまで僕が自分で行ってる運動です。自分で分かりやすい様に設定しています。

健康な身体を維持するためには、適度な運動で自然治癒力・免疫力を高めておくことが大切です。

鍼灸で免疫力UP

 

健康維持に免疫力が関連しているのはよく知られていますが、鍼灸が免疫力アップに効果が期待できることは、あまり知られていませんね。

お灸は日本古代より家庭内で出来る養生法の代表的なものだったのに、今は自宅でお灸を据える人は減っているようです。

僕はコロナ対策とは言わず、積極的にお灸をするようにオススメしています。

「お灸がコロナ対策になる」と言っても、お灸を据えたことが無い人達には受け入れがたいとおもうからです。

こんな時期だからこそ、人間本来の持っている、自己免疫を高める行動をするべきだと思っています。

足三里にお灸を据えることをオススメしています。

免疫とは体内に侵入した異物から身体を守るために、攻撃するシステムです。

異物は身体に悪影響を及ぼすウイルスや細菌のこと!免疫は異物を見つけ次第攻撃して身体を守る役割をしています。

鍼灸治療で免疫に関わる細胞が活性化されることが研究により分かっています。

免疫に関わる細胞が活性化することで、体内でコロナウイルスに対抗する力がより強くなると言う事です。

お灸が身体に与える科学的な影響としての報告としては、マクロファージの活性化があげられます。

このマクロファージがお灸施術直後と5日後に活性化すると言う事が研究で明らかになっています。

お灸をすることでマクロファージが活発に活動する。これが、体内の免疫機能をアップする効果が有ると言われる要因です。

※当院でもコロナ対策としてお灸を中心とした東洋医学の治療を行っています。

東洋医学の関する記事はこちらをご確認下さい。

廃用症候群

 

コロナだから安静がいい?運動不足がもたらす弊害も有ります。簡単に言えば「安静による悪害」が廃用症候群です。

人体のみならず万物に共通していることですが、使わない組織や器官は衰えるということです。

筋肉を動かさない→関節が動きにくくなる(関節拘縮)

屋外に出るのを極端に控える→抑うつ状態になる(不安・イライラ)

寝る時間が多くなる→床ずれが出来る(褥瘡)

分かり難いので、表にしてみます。

人混みを避けて「屋外で適度な運動もしましょう」といった提言が遅く、「不要不急の外出を避けましょう」が未だに根強く残っています。

感染のリスクを強調すると同時に、引きこもっての運動不足は健康に害を及ぼすなどをしっかりと伝えて欲しかったです。

高齢者や基礎疾患を有する方々に慎重な行動を取らせる。そのことはある程度否定できない面も有りますが、一度外出を控えるとなかなか外に目が向かないのが高齢者です。

しかし、ベッドで寝た生活になると筋肉は一日1%・虚弱な方だと一日3%委縮します。

これは骨格筋(体の筋肉)だけでなく、脳も同じ様に委縮すると言われています(脳の廃用症候群)

糖尿病(DM)はコロナ重症化リスクが高いと言われていますが、糖尿病の合併症は運動不足によって悪化します。

すぐには死なないかも知れません。しかし、病魔が迫ってきていることに変わりはありません。

自宅に閉じこもっていれば安全と思っている人は、コロナが危険だと言う事を再認識した方が良いのでは?と思います。

人々の生活空間を狭め、生活様式を変更させ、じわじわと迫ってくるのがコロナです。

生活様式が変わることは悪いことばかりじゃないとは思いますが、良い習慣が薄れる傾向にあることも事実です。

これからが勝負

 

専門家の方々は「今後が大事」という説明を訴えています。実際に少しづつですが、コロナの感染者がまた増えつつあります。

コロナは目に見えないから、国民の多くは感染者数が減ったと報道されれば「安全」だと勘違いしやすい。

ソーシャルディスタンス(お互いの距離)を十分に保っていたのに、だんだんとお互いが近くなりつつあります。

マスクをしてる方は多いですが、しっかりと着用してる人も少なくなっています。

ずっとマスクを強いられるのはつらいことです。ただ、気が緩んだ時が最も危ない気がします。

薬も同じですよね。体の調子が悪い時はしっかり言われた通り薬を服用する人が多いと思います。

でも、一度体調が回復すると「もう、薬必要ないかも!」って勝手に薬を飲まなくなったりします。

しばらくは大丈夫かも知れません。しかし、薬を飲まなかったことで半年後、1年後に影響が表れることもあり得ます。

最終的にはマスクに関しては、国民の皆さまが自分で選択し判断する方向になってくるでしょう。

職業によっては年中マスクって方もおられると思います。

withコロナ

コロナも当初分類としては2類だったのが、季節性インフルエンザと同様5類案が検討されたりしてました。

結局は5類に引き下げるのではなく、2021年1月末に期限を迎える指定感染症の指定を1年延期すると発表されました。

そして、新たな分類を「1~5類以外に3つの分類」の1つである「新型インフルエンザ等感染症」のカテゴリーに入れることを決めました。

1類はエボラ出血熱・ペストなど

2類は1類から交通制限を取り除いたものSARS・MARS・鳥インフルエンザ・結核など

3類は必ずしも入院が必要ないもの(就業制限はある)赤痢、コレラなど

4類は動物を介して感染するマラリア、狂犬病など

5類は感染者の調査の為届け出が必要(全数把握:はしか・百日咳・梅毒・HIVなど)(定数把握:インフルエンザ・性器クラミジア・性器ヘルペスなど)

日常生活での標準的な感染対策「手洗い・うがい・マスク着用・密を避ける」を継続することで「普段の生活(コロナ前の生活)」に近づけることが大切だと思います。

色々な報道や専門家の意見を真に受けるのではなく、自分でしっかり考えて行動する様にしたいですね。

 

「コロナ禍での健康アドバイス」では、運動に関する記事も掲載しています。

運動に関する記事

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