膝の痛みに効果的なお灸
★三島郡島本町、水無瀬より投稿しています
膝に痛みがあると血行が悪くなります。血行が悪くなると、痛みを出す発痛物質が放出されて、痛みが増強されます。
特に変形性膝関節症(O脚)の場合は、寝てる時に血液の流れが悪くなって、寝る時に痛むなんて方も居ます。
また、膝の変形によって体重が上手く足に乗せられず、階段を降りる時に痛むなんて方も多いです。
今回はそんな方々のために、お灸を据える時に効果的な膝周囲のツボを紹介してみようと思います。
●ツボとは?
「痛みの悪循環」を断ち切る方法として、最初に行いたいのは血行促進です。
血流が良くなると、発痛物質が押し流されて筋肉の緊張もほぐれるため、痛みが和らぐことが多です。
東洋医学では、ツボにお灸を据えて血流を促す方法があります。
膝の痛み対策に効果的なツボを知れば、自分でお灸を据えることも可能です。
東洋医学では、病気になったり体調不良になったりするのは、「気」と「血」の流れが悪くなるせいだと考えられています。
※気血とは身体に巡る生命エネルギーを意味します。
全身に12本の生命エネルギーの通り道があります。
そして、経穴(けいけつ)というのがいわゆるツボのことです。
体表から探せる特定のポイントで、経絡(けいらく)を通じて体内の臓器とつながっています。
WHO(世界保健機関)では、361の経穴が認められています。
●血海
●内膝眼
●関節裂隙
●合わせて使いたいツボ
- 足三里の効果
足三里の効果でよく知られているのは「胃腸の調節」です。
消化・吸収・排泄の全ての調節ができると言われている非常に万能なツボです。
ツボの中で一番名が知られていると思います。
足三里は、俳人松尾芭蕉の「奥の細道」にて、「三里のつぼに灸をすえて旅支度をはじめる・・・」と詠まれています。
足三里には「健脚(足を元気にする)」作用があるともいわれ、松尾芭蕉が長旅で脚が疲れないようにお灸をしていた記載があります。
昔から「三里に灸を据えたことが無い人と旅をするな」なんて言われている足の疲れを癒す代表的なツボです。
◆最後に◆
鍼、灸、ツボ押し、マッサージは体のバランスを整え、健康に向かわせる力があります。
鍼の形状や、お灸の品質も上がり、熟練した技術があれば痛みや跡が残るなどという事もありません。
小さな前兆を見逃さず、早いうちに病気の予見をして身心のバランスを整え、毎日を健康に過ごすことができます。
あなたの健康で豊かな暮らしを当院が全力でサポートいたします。
大阪府三島郡島本町水無瀬2-1-1
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